サラリーマンの平均年収と副業

副業の基礎知識

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気になるサラリーマンの平均年収

ここ数年の初任給の平均は大卒が約20万円、高卒が約16万円で推移しています。

就職活動をしていた頃は、初任給を気にしていましたが、1年も経てば初任給よりも上司の給料、3年も経てば昇給と税金、5年も経てば人生設計を考えるでしょう。

国税庁の民間給与実態統計調査結果から、下記に年齢別にサラリーマンの平均年収をまとめました。

年齢 男性 女性
70歳以上 411万円 253万円
65~69歳 398万円 215万円
60~64歳 505万円 233万円
55~59歳 638万円 263万円
50~54歳 667万円 266万円
45~49歳 662万円 278万円
40~44歳 634万円 281万円
35~39歳 560万円 296万円
30~34歳 463万円 300万円
25~29歳 381万円 295万円
20~24歳 271万円 231万円
19歳以下 156万円 126万円

全年齢の平均は437万円であり、性別を分けると男性が542万円、女性が271万円になります。男女間では丁度、倍の格差となりました。

男性は19歳から54歳まで年功序列で上昇していきますが、日本の雇用体系が年功序列から実力主義へシフトし、一概にも平均値に該当するとは限りません。

全体の平均年収は50歳前後でピークを迎えますが、給料は50代を手前に下降していき、20代より低い金額になることもあります。

また、女性は平均的な緩いカーブを描いています。これは出産や育児で休むと社会復帰が厳しいことを表しており、ベースアップが男性よりも困難と言えます。

女性の年収は年齢で差が開かない緩いカーブを描いています。これは出産や育児で休むと職場復帰が厳しくなり、雇用形態が男性と異なってくることが影響しています。「年収300万円時代」とも言われていますが、女性に限っては既に「年収200万円時代」なのです。

年収200万円以下は1,000万人以上

2008年の厚労省の調査によると、1997~2007年の10年間で、年収200万円以下の人は約218万人増え、1,032万人になりました。

一方、2,000万円以上の人は約7万人増えて、22万人です。中間層がハイかローに移動し、格差が広がっているのがわかります。

年収
(万円)
男性人口
(万人)
男性割合
(%)
女性人口
(万人)
女性割合
(%)
0~9973.82.7292.416.6
100~199189.76.8476.427.1
200~299326.911.8392.622.3
300~39948517.4274.415.6
400~499475.917.1155.48.8
500~599360.513784.4
600~699255.79.237.52.1
700~799186.96.719.31.1
800~899127.54.610.50.6
900~99983.937.60.4
1,000~1,499161.65.811.20.6
1,500~1,99934.21.23.40.2
2,000~2,499100.41.10.1
2,500~10.20.40.90

また、国家公務員の平均年収は663万円、地方公務員の平均年収は729万円と上昇傾向を維持していて、民間企業との差は埋まりません。不況で公務員の応募倍率が高まるのは納得のいく話です。

世帯所得は1989年以降で過去最低の556万円になりました。1994年の664万円をピークに徐々に下がり、1988年と同水準です。ロストジェネレーションとは就職氷河期を経験した彷徨う世代を指しますが、それより上の世代は収益力を失っていたと言えます。

この不況下において、「生活が苦しい」と答えた世帯の割合は、11年連続で50%超えています。年収アップに期待できない今でも日本財政は国民に重く圧し掛かり、さらに社会保障までが削られている状態では、その声が消えることはありません。

また、学歴別に平均年収を比較すると、大卒は624万円、高専・短大卒は430万円、高卒は428万円、中卒は384万円です。親の年収が低いほど、その子供の学歴も低い傾向にあることも問題視されています。

パート、アルバイト、派遣社員、契約社員を含む非正社員の賃金は、10~20年働いても上昇することはあまりありません。業務内容は正社員と変わらない、むしろそれ以上の働きをしている人も多い中で、平均年収は200万円代に留まっています。

努力して生まれた格差は正しい格差です。ただ、今の日本の格差は受け入れられないです。給与格差、男女格差、学歴格差に加え、是正されない雇用格差、さらに業界、企業、地域格差の広がりが家計を直撃しています。

役職者の平均年齢と年収

今度は役職者の平均年齢と年収の統計をまとめました。平均年齢が高いように感じるのは、役職に就けるのが実は一握りのサラリーマンであることを表しています。

ただ、社長になっても同世代の平社員との給料格差は少ないため、出世したいと思う若者が減り、転職でキャリアアップをする傾向が見られます。

役職 平均年齢 平均年収
部長クラス 51.7歳 1,038万円
課長クラス 47.1歳 850万円
係長クラス 43.0歳 685万円
平社員 38.0歳 487万円

一昔前の日本のように終身雇用で一生安泰というわけにもいきません。不況で上場企業の倒産が相次ぐ中、転職を余儀なくされると、一気に急落することもあります。

50代半ばで取締役に就ける人がいる一方で、グループ企業に異動したり、別の就職先を斡旋される人も多いです。

それ以上に、突然解雇を言い渡されてるケースも目立ってきました。さらに格差が開く前に、人より一歩抜き出た技術力を持つ必要性は高まってくるでしょう。

勤続年数別の平均年収

次は勤続年数別の平均年収です。勤続年数が高ければ、給料が上がっていくのが分かります。

また、男女とも勤続35年を超えると、定年間際になるために収入は減少します。

勤続年数 男性 女性
1~4年 397万円 233万円
5~9年 473万円 262万円
10~14年 548万円 302万円
15~19年 632万円 344万円
20~24年 686万円 350万円
25~29年 734万円 384万円
30~34年 782万円 385万円
35年以上 703万円 328万円

また、2013年からは年金の支給開始年齢が段階的に引き上げられます。国民の平均寿命が延びたので、退職年齢も65歳に底上げし、労働人口を増やすのが狙いです。

ただし、今の20代が65歳になる頃は、支給開始年齢は70歳くらいになるかもしれません。1つの会社に50年もしがみつくのはかなり厳しいです。

拡大し続ける給料格差を埋めたい

拡大し続ける給料格差を埋めたい9年連続で減少していた民間企業の平均年収も、2007年に上昇に転じました。

しかし、増税を課せられ、物価も上昇し、生活が豊かになった実感は全くありません。

今後はさらに景気が悪化していくと予測されており、既に危機感だけではなく、日常生活に貧しさを覚えるのが現状です。

非正社員の年収は正社員の半分にまで減り、雇用形態による格差は埋まりません。学歴格差、男女格差、世代格差、役職格差、業界格差は拡がりを見せています。

こうした現状を踏まえ、収入を少しでも増やしたいと考えるサラリーマンは多く、ついにサラリーマンの6人に1人が副業をするまでになりました。

一方、副業ではなく、転職や出世でも収入はアップできます。

ただ、転職は給料が減ることもありますし、転職を繰り返せるほど日本企業の懐は甘くありません。出世するにも技術力を高め、語学力を磨き、管理能力を向上させ、上司に好印象を持たれてから、1年に1度あるチャンスを待たなければいけません。

「転職は精神的な負担は増え、収入が減るリスクもある」
「不景気で給料アップは期待はできない」
「サラリーマンでも主婦でも空いた時間を有効利用したい」

目標と熱意を携えた上で自分に合った副業を見つけることができれば、確実に今の生活よりも豊かになり、将来への不安の打開策にもつながるはずです。

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