| 仕事内容 | 収録された音声を聴きながら、その音声の通りに言葉を打ち込んでいく、在宅のみで完結する仕事です。 |
|---|---|
| 平均収入 | 基準としては収録時間1時間を文章化した場合で、5,000円以上が相場になります。内容にもよりますが、この価格を下回ることはありません。 |
| 労働時間 | 完全な成果報酬のため、個人の能力次第で労働時間は変わってきます。収録時間1時間の音声であれば、5時間以内で完了させるのが一般的です。 |
テープ起こしでは毎日数時間働かないといけない規定も一切ありませんし、月々のノルマもありません。
案件を依頼されて、可能な限りで引き受け、期限までに提出します。
例えば、収録時間が2時間の音声を集中して、1日で仕上げていただいても構わないですし、空いた時間で5日に分けても問題ありません。
自分でペースをつくり、自身で時間の融通が付けられるために副業に向いていると仕事と言えます。
実際、テープ起こしは副業としてどのくらいの稼げるのでしょうか?
「最大でも月に10万円くらいの副収入になっています。働いている時間はまちまちですが、主に平日の帰宅後に30分単位で刻んだり、休日に一気に仕上げたりしています」
副業で月に10万円であれば、本業にはできないでしょうか?
「時期や状況によって異なりますが、毎月の仕事の数が安定しません。さらに国際会議と取材では単価もバラバラで報酬も安定しないので、本業にはできないでしょう」
テープ起こしに向いている人はどんな人でしょうか?
「長時間でもパソコンの前に座っていることが苦痛ではない方、一生懸命に作業をこなせる方、考えることを面倒くさがらない方、自宅にいる時間が長い方、外で勤めをすることが叶わない女性の方などにおすすめです」
逆にテープ起こしに向いていない人はどんな人でしょうか?
「仕事に対して情熱を持って取り組めない方は遠慮すべきです。また、テープ起こしの成果物の先には、大切なビジネスが存在しますので、期限や機密を守れない方は向いていません」
テープ起こしを始めるためのアドバイスはありますでしょうか?
「副業でも仕事にはプロ意識が欠かせません。パソコンにはWordだけではなく、日本語の補助機能が付いたソフトをインストールしておいたり、新聞を毎日読んだりして教養を付けておくと、スムーズに仕事が進められると思います」
テープ起こしにも種類があり、一言一句すべて聞こえた通りに書き起こす「素起こし」、不要語やどもり声を排除した「ケバ取り」、話し言葉をですます調の書き言葉に整える「整文」、概要や箇条書きに分ける「サマリー」などがあります。
文字に直した文章に話し手の特長が表せるようになると、1人前としての技術が備わっていると言えます。
テープ起こしの仕事の流れは下記のようになります。
1 テープ起こしや在宅ワークの紹介会社に応募します。
2 書類審査や筆記試験を設けている企業が多く、論述や表現力が試されます。
3 内容を確認して、問題なく引き受ける場合は担当に受託を連絡します。
4 Microsoft社Wordなどの指定された規格で、原稿を提出します。
5 修正がある場合は連絡がくるので、指定の内容に修正します。
6 問題なければ、報酬が指定の銀行口座に振り込まれます。
どの副業でもそうですが、こちらがお小遣い稼ぎ感覚でも仕事を依頼している方は、利益を上げるためのビジネスとして取り組んでいます。
在宅ワークで有名なテープ起こしは意外とシビアな副業の良い例です。
また、始めは何でも大変ですが、慣れれば待遇の良い仕事になります。自分の知識や感性を生かせるテープ起こしは、軌道に乗ると高い満足度が得られる副業でしょう。
第1回 月収100万円の軌跡
短大卒以上なら添削指導者