日本国の予算は約80兆円ですが、これは80兆円がないとするべきことができない状態を意味します。
税収は約50兆円しかないので、残りの30兆円は借金となり、現在では800兆円を超える借金を抱えるようになりました。GDPに占める借金の割合は先進国中でも最悪の水準です。
この借金頼みの日本は国債の発行により、お金を借りることができます。国債を買うことは日本国にお金を貸すこととも考えられます。
「個人向け国債で日本国にお金を貸すので、利子を付けて返してください」
貸す相手が政府ですから安全度はピカイチです。日本が破綻しない限りは、元本も利子も保証されています。
国債の唯一のリスクである日本が破綻する可能性はまずないでしょう。
2001年に破綻したアルゼンチンはデフォルトと呼ばれる債務不履行、つまり、国債を返すことができなくなりました。国の破綻が起こり、国債も紙くず同然です。
アルゼンチンの国際価格の暴落は、通過のペソの信用失墜が引き金でした。極端な財政赤字に貿易赤字が加わり、対外の債務も膨大になります。
財政赤字は日本も同水準ですが、日本は貿易大国で黒字額は2002~2006年は過去最高を更新しました。
さらに日本は約1,500兆円の個人資産があります。仮にこの全額を投資に回し、年に10%でも利益を生むことができれば、150兆円の歳入になり、国家予算をはるかに超えます。
また、アルゼンチンの国債の多くは外国人投資家が所有していたために、価格が敏感に変動していましたが、日本は海外所有率は10%を切っており、暴落を危惧する必要もありません。
日本は2008年の世界金融危機で矢印が下降に向いたものの、世界と比較すると最悪期を脱しています。国債の発行額も一時的に増えはしていますが、抑えることも可能になってきました。
現在、日本が破綻するリスクは確実に減ってきています。
個人向け国債の利回りは変動することもありますが、現在、変動金利型の10年物で1.01%、固定金利型の5年物で1.5%となっています。
収益性を比較すると、株式、投信、外貨、REITなど金融商品に軍配が上がりますが、値下がりリスクの高さの裏返しとも判断できます。
外国債券の高利回り、FXのスワップ取引、外貨預金は為替のリスクも抱えています。新興国に積極的に投資するなら、さらにリスクとリターンを増やすこともできます。
このように資産運用はリスクとリターンの理解が不可欠です。
相対的に考えると1つの金融商品に固執しないのが基本ですが、まずは変動金利型で元本保証の個人向け国債の10年物がおすすめでしょう。
2008年4月より払い戻し手数料も20%引き下げになり、短期の保有で元本割れを起こすリスクも解消されました。
副業として株式、FX、商品先物に投資しつつ、定期預金ではなく個人向け国債で貯金していく方も増えています。
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