マンション投資とはマンションなどの不動産を購入し、売却か賃貸することによって、収益を得る投資方法です。
不動産業界では売却をキャピタルゲインと呼び、購入金額以上で転売して得られる短期的な収入がほとんどになります。
一方、賃貸はインカムゲインと呼び、毎月の安定した家賃収入から長期的な利益を得られる投資になります。
株やFXなどの主な投資よりマンション投資が優れている点は、このインカムゲインによる定期的な収入を確保ができ、キャピタルゲインでも売りさばけることです。
マンション投資は潤沢な資金がある実業家、実家が不動産業を営んでいる経営者が手を出すイメージが強いですが、マンション投資の敷居は意外と低く、30%以上が企業に勤めるサラリーマンになります。
自己資金が数百万円から始めることができ、金融機関の低金利の融資も得られますので、アパート1棟くらいなら丸ごと買い取ることも可能です。
副業でマンション投資をするサラリーマンの多くが、個人的な年金の確保を目的の1つにしています。
定年は原則65歳ですが、一般的には60歳で退職となる企業がほとんどです。年金の支給は65歳ですので、60~65歳は空白の5年間になりかねません。
アメリカが年金の受給年齢を引き上げたように、日本もいずれは68、70、75歳と段階的に上がっていくことになります。そのときに自分の代わりに収入を得られる不動産が、老後の生活を守ってくれるでしょう。
さらにマンション投資は以下のような多くのメリットを挙げることができます。
建物の減価償却費や固定資産税などを必要経費にして、所得税と住民税を減額することができます。
不動産が担保になるため、容易に資金を調達することができます。
物価が上昇して貨幣の価値が下落しても、マンションの価値は上がるためにインフレ対策になります。
好景気で地価が上昇したときに売却すれば、キャピタルゲインでも利益が得られます。
物件や不動産会社の選定、賃貸管理や売却まで、事業に深く関与することで、次々と収益を上げることができます。
一方、マンション投資にもデメリットがあります。例えば、空室期間が長引くと賃料が得られず、ローンの返済ができなくなります。現在は不景気から滞納者も増え続け、家賃収入が100%回収できる保障はありません。
保険の加入は必須ですが、地震や火災で建物が消失してしまっても、利益を得られる期間が短くなります。建物の老朽化も避けられないので、修繕費をあらかじめ事業計画を組む必要があります。
また、日本の不景気で地価が下落した場合、資産としての価値が低くなってしまう可能性も拭いきれません。
私的に資金が必要になっても、マンションは短期間での現金化は厳しいです。売りたいときにすぐ売れないのは、やり直しがきかないことを意味します。
ただ、慎重にマンションを選ぶことで入居率によるリスクは軽減できますし、リフォームや入居条件の緩和といった対策もあります。
定期的な収益が得られれば売却する理由もないので、現金化は考えなくても構いません。
どちらかというと株やFXを単調に感じ、リアリティのある資産を持ちたい、マンション経営を楽しみたいという方が適しています。
東京に人口が集中し過ぎたことを懸念し、地方に人口を移す政策が実施されるかもしれないですし、オフィス賃料が下がった都市部に、逆に企業が進出し、就業者の増加から単身者用のマンションは賃上げするかもしれません。
投資の醍醐味を知り、リスクをリスクとして受け止めることで、利益を出せるサラリーマン投資家が増えていくことでしょう。
実際に980万円で中古マンションの1室を購入した方がいます。元々、マンション投資をするために知識をつけていたのですが、なかなか条件に合うような物件が見つかりませんでした。
しかし、妻の地元である宮城県仙台市から車で10分くらいの土地に、再開発の話が持ち上がっていることを知り、マンション探しを始めます。
土地勘のある妻と理想の条件を探しながら、実際に物件を見回りました。個人的に立地が良いと判断できるマンションの1DKの部屋を選んだ上で、不動産鑑定士の方にも診断してもらい、購入することを決めます。
自己資金は貯金の一部である480万円のみで、残りの500万円は親戚から資金を調達しました。
銀行の融資でもサラリーマンであれば、問題ないようです。ただ、初めてのマンション投資ですので、可能な限りリスクを減らすべく、親戚にお願いしました。
家賃収入は7万円に設定しつつ、月々の返済も7万円にしてもらったので、実質の毎月の支払いは0円です。
約6年で完済し、今では毎月7万円の家賃収入があります。中古マンションは小額で投資を始められ、借入金も少なく済むメリットがありますが、1棟のアパートよりも収入が少ないです。
そこで支払いも半ばのときに、新たに長野県と福島県に1部屋ずつ購入しました。地元でマンションを経営している大家さんも、実は銀行から融資を受けていることがほとんどです。サラリーマンも規模は小さくても、大家さんと同じことができます。
また、マンション投資は自分で情報を集める必要がありますが、信用できるその道のプロに相談するのが確実です。末永いつきあいですので、知識を高めながらじっくりと選んでいきます。
多くの不動産仲介会社や建築関連業者では無料で資料請求やセミナーが申し込めます。かなりわかりやすいので、マンション投資の基礎知識を付けたい方にもおすすめです。
10~30年先を見据えて、マンション投資で賢い資産運用を考えていきましょう。
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