ネット銀行とは窓口、通帳、ATMがなく、インターネットで取引する銀行のことです。実店舗の維持コストが抑えられる分、金利が高めに設定されています。
実際の銀行と同じ預金保険制度の対象ですので、元本1,000万円までとその利息も保障されます。預入機関も1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1~10年と幅広く、利率も各社で異なります。
大手都市銀の定期預金は5年預けても0.5%程度なのに対して、ネット定期なら1年で1.0%にもなることがあります。
下記の金利は2009年1月現在、ネット銀行に1年定期で預けた場合の利息です。
| 住信SBI ネット銀行 |
ジャパンネット 銀行 |
イーバンク 銀行 |
新生パワー ダイレクト |
|
| 100万円未満 | 0.533% | 0.550% | 0.460% | 0.350% |
| 100万円以上 | 0.543% | 0.570% | 0.480% | 0.350% |
意外と低く感じますが、実はネット定期には多くのキャンペーンが存在します。そのキャンペーン期間中に申し込むと、通常の1.5~2倍以上の金利が優遇されるのです。
ネット定期を賢く利用するためには、キャンペーン期間の高金利を狙います。
例えば、住信SBIネット銀行のキャンペーン期間中は、1年短期の定期預金の金利が0.8%、0.9%、1.0%などにアップします。ジャパンネット銀行なら0.7%以上、新生銀行なら1.0~1.7%くらいまでに跳ね上がることもあります。
キャンペーン期間は3ヶ月限定で行われたりしますが、商店街の閉店セールみたいなもので、1年中どこかのネット銀行が開催しています。
例えば、100万円を普通預金の金利0.2%で眠らせておくと、1年後には約100万2,000円になりますが、キャンペーン期間のネット定期の金利1.0%なら約101万円にもなります。
毎年、増えていく貯金をキャンペーン期間だけに預け続けると、将来の受取額に大きな差が生まれるのは明確です。
また、ネット定期は1年定期がおすすめです。短期ですと金利が低過ぎますし、長期ですと急な出費に対応し切れません。
もし、副業で得た収入があるのであれば、積極的に資産運用をするのも正解ですが、全てを1点に集中するとハイリスクになります。とりあえず使う予定のないお金があるのなら、元本保証のネット定期に預けておきましょう。
下記は1.2%のネット定期を利用して、33歳で1,300万円を超える貯金に成功した方の金融資産です。
| 普通預金 | 三井住友銀行 | 100万円 |
|---|---|---|
| ネット定期 | ジャパンネット銀行 | 500万円 |
| 株式投資 | SBI証券 | 200万円 |
| ベトナム株 | タンベト証券 | 110万円 |
| FX | AUドルのスワップ | 200万円 |
| 純金積立 | 毎月1万円 | 60万円 |
| 個人向け国債 | 変動金利型の10年物 | 100万円 |
メインバンクに三井住友銀行にしている理由は、水道光熱費から年金までありとあらゆる支払いを三井住友VISAカードに集中しているためです。特に利率で優遇されているわけではありませんが、使い勝手を重視しました。
1.2%の定期を利用できたのは、やはり、ネット銀行のキャンペーン期間に申し込んだからです。
住信SBIネット銀行とSBI証券の口座をセットで作れる、ハイブリット預金に500万円を預けることで、安定した利息を受け取れるようになります。1年おきのキャンペーンを見逃さずにネット定期を更新し続けています。
株式投資はそのままSBI証券を利用しています。購入しているのは優良株のみで、株主優待券が目的です。
ベトナム株式は最低入金額の110万円しか預けていませんが、将来性が高いのでもう少し比重を増やす予定です。
FXは低金利を利用したスワップ取引ですので、基本的に放置で問題ありません。
純金積立は万が一のときのための現物投資になります。貨幣価値が大暴落しても、純金の価値は不動ですし、これから2倍、3倍にもなる可能性があります。
個人向け国債は日本の借金を背負う気持ちでやっているに過ぎませんが、安全型の金融商品であり、ネット定期と利率が均衡しているので、タイミング次第では乗り換えるかもしれません。
このように資産は1箇所に集中せず、リスク分散することで安定性が保たれ、精神的にも安心感が生まれます。少しでもまとまった金額が貯まったら、ネット定期を始めとした資産運用を考えて見ましょう。
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