貯金には倹約の精神が必要ですが、想像していたよりも苦労が伴います。特に目標のないときの苦労はストレスとなり、継続性も失ってしまうでしょう。
目標を立てると計画に具体性とポジティブさが生まれ、貯金が実現しやすい状況になってきます。少しずつでも貯金に成功することは、可能性を広げてくれます。
そこで貯金の目標を定めるためにも、下記のような手順で近い将来のライフプランをはっきりさせてみましょう。
老後までを考えても良いですが、綿密なファイナンシャルプランが必要になってきますので、まずは10年後くらいまでの予測できる未来にします。
1 やりたいこと、予測できるイベントを出せるだけ出して、リスト化します。
2 リストの項目ごとに、どれくらいのお金がかかるか調べてみます。
3 リストの中で優先順位をつけて、本当に必要なものだけをセレクトします。
4 達成したい時期を決めます。
5 内容、金額、時期が決まったら分野ごとに分けます。出産、幼稚園、小学校なら教育と目的別したり、1年以内なら短期、2~5年なら中期と期間別にもできます。
このように作成したリストには想像していたよりも、莫大なお金が書かれているかもしれません。
しかし、今から貯金をすれば、決して不可能な金額ではなく、目標が見えただけでも実現する確率は高くなっています。
先ほどのライフプランを決めたリストは、年代によっても中身が異なっています。
一般的には毎日の生活費の他に、自分のキャリアをどう伸ばすか、結婚をするかしないか、子どもは欲しいか、子どもをどう育てるか、マイホームは買うか借りるか、老後にどう備えるかが軸となるでしょう。
さらに共働きをするのか、副業を妻に任せて、夫は本業に全力を注ぐのか、投資は成功できるか、両親の財産は視野に入っているかというように、その人のお金そのものの動きによっても、見え方は変わるものです。
また、ライフプランが考えにくい方は、人生の3大資金と言われる教育、住宅、老後をステージと捉え、次のステージでは何を希望し、いくら必要かを考えましょう。
例えば、住宅ならマンションか一軒家か、どこに住みたいか、車も購入したいか、ローンは何年で組みたいか、資金援助はあるのか、どんどん細かくしていきます。
その上で「頭金と諸費用を合わせて、物件価格の3割程度は準備しなくてはいけないんだ」「頭金を多く支払うほど、利息がかなりお得になる」「定年後に支払うのために、退職金を想定しなければいけない」と気づくことが増えていきます。
目標を大まかに短期と長期の2つに分けてみても、それぞれを別の時期に貯めるということにはならないです。
しかし、分散し過ぎた貯金では貯まる実感に乏しく、挫折しがちになります。そこで短期か長期かによって、貯金の方法を変えていくと効果的です。
例えば、長期目標ならば、給料を定期預金ではなく、長期運用に適した投資に持っていくことができます。現在が低金利であれば、貯金は最適な運用方法とは言えませんので、純金積立や投資信託が理想になります。
少しでもリスクがあるのを懸念するのであれば、ネットバンクの利率の良い定期に申し込むのも良いでしょう。定期預金も1、3、10年で利率が違いますので、目標の期間に合った金融商品に預けた方がお金が育つというわけです。
また、貯金の目標が定まっても、その設定と実収入のバランスが取れていないと実現は厳しいです。家計簿で収支のバランスを把握し、年間の貯金額が想定します。
これからの節約と資産運用だけで、目標が達成できるのかはっきりしてくるはずです。達成時期が適切ではなかったり、もっと早く実現したいなら、収入を増やすために副業をすることも考えられるようになります。
目標は最初は控えめにして、徐々に増やしていくと生活に無理をかけません。将来だけではなく、現在を楽しむことも忘れないことが、貯金を長続きさせるコツでもあります。
少ない収入でもできる貯金
貯金が貯まらない原因