家庭のキャッシュフローで最初に見直すのは借金です。
まずは借金をする理由を「今すぐにでも買わなくてはいけなくて、高額で手が出せないもの」と明確に決めてしまいしょう。
借金で購入したものが、果たしてどれほどあなたに価値をもたらすのかイメージできることが大切です。
例えば、20~30代で借金する理由の1つに車のローンが挙げられます。
その車を購入した理由が「見栄を張る」「誰かに自慢する」「自分の価値を高める」だとしたら、ただ欲を満たすだけの用途しかありませんので、借金してまで購入する理由には値しません。
同様に「ストレス発散」「衝動買い」「目的なしの浪費」も車を買うことで得られるメリットが見当たらないのでアウトです。
クレジットカード、消費者金融、無担保ローンのように簡単に借金できてしまう環境が、貧乏スパイラルの引き金となっています。
本当は今の収入で買えるはずもない物を、簡単に買えてしまうことで、自分はお金に余裕があると錯覚してしまうのです。
実際は利息で無意味な負担を増やし、購入した物もその価格以上に使うことが少ないはずです。借金とは止むに止まれぬ事情で利用する、窮余の一策と認識しましょう。
高級車や高級マンション、ブランドバッグを持っている人が、必ずしも裕福な状態ではないことが世間で認識されています。
ローンさえ組めば、何でも所有できるので、もはや銀行の預金残高を見ないと、その人が本当にお金持ちなのかはわからなくなりました。
昨今、日本の若者が自動車に憧れを持たず、自動車離れが深刻化しています。原因は不況、インフラの発達、エコの3つに加え、価値観が変わってきているのが大きいです。
このように自動車にメリットを見出せない風潮がありますが、それでも自動車を資産と考えている人がいます。自動車はただの消耗品に過ぎません。新車を購入して、1度でも乗ったら半額の値でしか売れないものが資産になるはずがないのです。
むしろ、ガソリン代、駐車場代、自動車保険、自動車税、メンテナンス費用、高速料金、車検代で定期的にお金が出て行くので負債とも言えるでしょう。
こう考えると自動車は生活必需品ではなく、高級品ですので、本来はある程度の余裕がなければ所有できません。
社会人になると自動車を持っていて、お金がない人によく出会えるように、借金が簡単にできる日本では、自動車を持っているステータスが通用しなくなりました。
潰れない日本経済の仕組み
時間が減るとお金を使わない